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5.1chを超えて前後左右上下の3次元音響を実現する「22.2マルチチャンネル」が市販のヘッドフォンで再現可能に
22.2chを再現できるヘッドフォンアンプが開発されたという話です。
通常、私達が聴いている音楽CDは2chで、スピーカーが2つ。DVDの中は5.1chで音声が記録されているものがあって、5個+1個のスピーカーで楽しむことができますが、22.2chなら22個+2個のスピーカーを設置しなければならず、大変です。しかしヘッドフォンなら耳にかけるだけで済むので、簡単といえば簡単ですね。ただ、すべてのスピーカーから違う音を出すとなると、容量は単純に音楽CDの10倍以上になります。
技術的には面白いのですが、結局は22.2chを使った音声がどれだけ提供されるかによります。例えば、メガネなしで立体的に見えるテレビに関しても、前提として視聴者が立体的に見えるテレビを買うこと以前に、番組の制作者側が、立体的に見える番組が作れるかという問題があります。(技術や機材、時間や労力などの問題で)現に5.1chが使われている音声は映画ぐらいで、音楽に関してはやはり2chが標準であり、それはこれからも変わらないでしょう。結局は、既存の音声を仮想的に22.2chに変換するバーチャルサラウンド機能で楽しむだけの製品となりそうですね。
22.2chを再現できるヘッドフォンアンプが開発されたという話です。
通常、私達が聴いている音楽CDは2chで、スピーカーが2つ。DVDの中は5.1chで音声が記録されているものがあって、5個+1個のスピーカーで楽しむことができますが、22.2chなら22個+2個のスピーカーを設置しなければならず、大変です。しかしヘッドフォンなら耳にかけるだけで済むので、簡単といえば簡単ですね。ただ、すべてのスピーカーから違う音を出すとなると、容量は単純に音楽CDの10倍以上になります。
技術的には面白いのですが、結局は22.2chを使った音声がどれだけ提供されるかによります。例えば、メガネなしで立体的に見えるテレビに関しても、前提として視聴者が立体的に見えるテレビを買うこと以前に、番組の制作者側が、立体的に見える番組が作れるかという問題があります。(技術や機材、時間や労力などの問題で)現に5.1chが使われている音声は映画ぐらいで、音楽に関してはやはり2chが標準であり、それはこれからも変わらないでしょう。結局は、既存の音声を仮想的に22.2chに変換するバーチャルサラウンド機能で楽しむだけの製品となりそうですね。